風俗画
Genre painting
ふつうの人々の日常の暮らしを描いた絵画。16世紀のネーデルラントでブリューゲル(父)らが農民の祭りや労働を描き、17世紀のオランダでは市民の家庭や酒場の情景を描く独立した分野として栄えた。美術アカデミーの序列では歴史画より下に置かれたが、19世紀の写実主義の画家たちは、働く人々を歴史画のような大画面に描いてその序列を問い直した。例に、フェルメールの《真珠の首飾りの女》、レーピンの《ヴォルガの舟曳き》がある。