教会堂の祭壇の背後や上に据えられる絵画をいう。中世には板絵による多翼形式が発達し、扉を開閉して祝日ごとに違う場面を見せるものもあった。ルネサンス以降は一枚の大画面が主流となり、キャンバスにも描かれるようになる。礼拝の対象であるため、主題は注文主と教会の意向で細かく定められた。《聖ペテロの磔刑》が掛かるチェラージ礼拝堂では、正面の祭壇画をアンニーバレ・カラッチが描いている。