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アンニーバレ・カラッチの肖像

《自画像》(16世紀、キャンバスに油彩、パルマ国立美術館)

Wikimedia Commons / パルマ国立美術館 / Public domain
生没年
1560–1609年
国籍
イタリア
様式
古典主義
本DB収録 1 点

アンニーバレ・カラッチ

Annibale Carracci

1560年にボローニャで生まれ、1609年にローマで没したイタリアの画家。兄アゴスティーノ、従兄ルドヴィコと画塾を開き、ファルネーゼ宮の天井画でバロックの古典主義の礎を築いた。

略歴BIOGRAPHY

生涯

英語版ウィキペディアによれば、1560年11月3日にボローニャで生まれ、従兄ルドヴィコ・カラッチや画家バルトロメオ・パッサロッティに学んだとみられる。1580年から翌年にかけて兄アゴスティーノとイタリア各地を旅し、ヴェネツィアのティツィアーノらの作品を学んだ。1582年には兄と従兄の3人で画塾を開いた。のちに「インカミナーティ(新しい道を行く者たち)」と呼ばれたこの塾は、写生に基づく最初の本格的な美術学校とされる。ボローニャの宮殿のフレスコ画を3人で手がけたのち、1595年、オドアルド・ファルネーゼ枢機卿に招かれて兄とともにローマへ移った。1606年には枢機卿が、重い憂鬱のために画家が筆をとれずにいると嘆いている。1609年に没し、望みどおりパンテオンのラファエロの近くに葬られた。

様式の変遷

ボローニャ時代の初めには、農民や肉屋といった庶民の姿を厚塗りの素早い筆で描いた。カラッチ一族はフィレンツェ風の確かな線描と、ヴェネツィア派のきらめく色彩をあわせて学び、この折衷がボローニャ派の特徴となった。ローマではファルネーゼ宮の広間の天井に神々の愛を主題とするフレスコ画を描き、盛期ルネサンスの古典的な枠組みに生き生きとした動きを加えた。この天井画は17、18世紀を通じて、フレスコ画の最高の傑作とみなされた。

代表作

《豆を食べる男》(1580年代、コロンナ絵画館)、《肉屋の店》(1583年頃)、ファルネーゼ宮の天井画《神々の愛》(1597〜1608年)、ローマのサンタ・マリア・デル・ポポロ聖堂の《聖母被昇天》(1600〜1601年)が知られる。

影響

17世紀の批評家ジョヴァンニ・ピエトロ・ベッローリは、ラファエロとミケランジェロの伝統を再生させたイタリアの画家の手本と称えた。ベルニーニ、プッサン、ルーベンスらもその作を賞賛し、ファルネーゼ宮の仕事の助手や弟子からは、ドメニキーノ、フランチェスコ・アルバーニ、ジョヴァンニ・ランフランコ、グイド・レーニらが出て、古典主義を次の世代へ伝えた。

代表作MAJOR WORKS

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