テンペラ
Tempera
顔料を卵黄などの乳化した媒剤で練った絵具、またはそれで描く技法。イタリア語の temperare(混ぜ合わせる)に由来する。乾きが速く色をなめらかにぼかしにくいため、細い筆で短い線を重ねて形と陰影をつくる。中世からルネサンスにかけて板絵の主要な技法だったが、15世紀に北方で油彩が洗練されると、しだいに油彩に取って代わられた。ボッティチェッリの《ヴィーナスの誕生》は、キャンバスにテンペラで描かれている。
顔料を卵黄などの乳化した媒剤で練った絵具、またはそれで描く技法。イタリア語の temperare(混ぜ合わせる)に由来する。乾きが速く色をなめらかにぼかしにくいため、細い筆で短い線を重ねて形と陰影をつくる。中世からルネサンスにかけて板絵の主要な技法だったが、15世紀に北方で油彩が洗練されると、しだいに油彩に取って代わられた。ボッティチェッリの《ヴィーナスの誕生》は、キャンバスにテンペラで描かれている。