目に見えない観念を、人の姿や事物に置き換えて表す絵画。正義・平和・時間・季節といった抽象を、決まった持ち物(アトリビュート)をともなう人物として描く。16世紀にチェーザレ・リーパが編んだ図像集『イコノロジア』が広く使われ、持ち物と姿勢の組み合わせが約束事として定着した。神話画や歴史画と重なることも多く、宮殿の天井画や記念碑的な連作で好まれた。