退廃芸術
Degenerate art
ナチス政権が、近代美術を排斥するために用いた呼び名(独: Entartete Kunst)。ドイツ連邦政治教育センターによれば、キュビスム、表現主義、新即物主義、ダダなど、政権が「非ドイツ的」とみなした芸術がこう呼ばれた。1937年7月19日から11月30日まで、ミュンヘンで同名の宣伝の展覧会が開かれ、120人を超える芸術家の700点以上が、中傷の文句とともに並べられた。各地の美術館からは2万点を超える作品が押収され、今も行方のわからないものが多い。フランツ・マルクの《青い馬の塔》もその一つである。