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アダム・エルスハイマーの肖像

《自画像》、キャンバスに油彩、ウフィツィ美術館。英語版ウィキペディアによれば、画家が描いた唯一の肖像で、唯一のキャンバス画

Wikimedia Commons / ウフィツィ美術館 / Public domain
生没年
1578–1610年
国籍
ドイツ
様式
バロック
本DB収録 1 点

アダム・エルスハイマー

Adam Elsheimer

1578年にフランクフルトで生まれ、1610年にローマで没したドイツの画家。銅板に描いた小さな油彩で、人物と風景、月や火の光を細やかに描き、ルーベンスらローマの画家に深い影響を与えた。

略歴BIOGRAPHY

生涯

英語版ウィキペディアによれば、1578年3月18日、フランクフルト・アム・マインに仕立屋の親方の子として生まれ、画家フィリップ・ウッフェンバッハに学んだ。スコットランド国立美術館によれば、フランクフルトで修業を積んだのち、ヴェネツィアに2年ほど滞在してローマに移り住んだ。英語版によれば、ヴェネツィアではドイツ出身の画家ヨハン・ロッテンハマーの助手を務めたとみられ、1600年初めにローマに着いた。教皇の医師で植物学者のジョヴァンニ・ファーバーや、フランドルの風景画家パウル・ブリルと親しくなり、1606年に結婚して、ローマの画家組合サン・ルカ・アカデミーに迎えられた。名声に反して暮らしは苦しく、1610年12月11日、32歳でローマに没した。

様式の変遷

スコットランド国立美術館によれば、銅板に細密で鮮やかな色の絵を描くことを得意とし、人物と見晴らす風景を正確かつ繊細に組み合わせ、光の効果にとりわけ心を配った。ヴェネツィアで見たティントレットの絵は、短い画業に長く影響を残した。英語版によれば、作品のほとんどは小さな銅板の油彩で、収集家の私室に飾るキャビネット・ペインティングにあたる。

代表作

《エジプトへの逃避》(1609年、アルテ・ピナコテーク)、同館の《トロイアの炎上》(1604年頃)、新しい風景の描き方で評判を呼んだ《トビアスと天使》(1602〜1603年、フランクフルト)が知られる。

影響

スコットランド国立美術館によれば、その作品はローマの多くの画家、とりわけルーベンスやクロード・ロランら北方の画家に深い影響を与え、構図は作品をもとにした版画を通じて広まった。英語版によれば、画家の死後、ルーベンスは手紙に、小さな人物や風景をはじめ多くの主題で彼に並ぶ者はいなかったと書いた。住み込みで学んだヘンドリック・ホートが作品を写した7点の版画は、レンブラントらに影響を広げた。

代表作MAJOR WORKS

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