キャビネット・ペインティング
Cabinet painting
個人の収集家が手もとで味わうために描かれた小さな絵。ロンドン・ナショナル・ギャラリーによれば、ふつうは入念に仕上げられ、名はこうした作品を飾った小部屋「キャビネット」に由来する。英語版ウィキペディアによれば、大きさはおおむね縦横とも60センチ以下で、全身の人物や風景を小さな縮尺で描いたものを指すことが多い。キャビネットは、ごく親しい人しか招かれない私的な小部屋だった。銅板に油彩で描いたドイツの画家アダム・エルスハイマーの作品は、ほとんどがこの種類に属する。