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《太陽、月、植物の創造》

Creazione degli astri e delle piante
《太陽、月、植物の創造》ミケランジェロ・ブオナローティ
Wikimedia Commons / システィーナ礼拝堂 / Public domain 拡大して見る ⌕
PLATE
作者
ミケランジェロ・ブオナローティ
制作年
1510–1512年
素材
フレスコ
寸法
280 × 570 cm
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右では、天使たちに囲まれた白い髭の神が両腕を大きく広げ、右手で太陽を、左手で月を指し示す。左では、同じ神が背中を見せて画面の奥へ飛び去りながら、腕を伸ばして地上に草木を生じさせている。

概要

《太陽、月、植物の創造》は、ミケランジェロ・ブオナローティがローマのヴァティカン宮殿のシスティーナ礼拝堂の天井に描いたフレスコ画で、天井の中央に並ぶ旧約聖書の「創世記」の9つの場面の一つである。聖書の物語を描いた歴史画の大作の一部をなす。ヴァティカン美術館によれば、中央の9場面は3つずつのまとまりに分かれ、宇宙の起源、人間の起源、悪の起源を表す。本作は、創造主としての神の姿が中心となる最初の3場面、《光と闇の分離》《太陽、月、植物の創造》《大地と水の分離》の2番目にあたる。館の題は「天体と植物の創造」。

画面の読み解き

館の解説によれば、ミケランジェロは天地創造の第3日と第4日を同時に描いた。創世記には、第3日に神が「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、種のある実をつける果樹を」と言うとそのとおりになり、第4日には、昼を治める大きな光と夜を治める小さな光、そして星を造ったと記される。画面の左では、背中を見せた神が、植物の世界をほのめかす茂みへ腕を伸ばしている。右では、同じ神が力強い姿で再び現れ、威厳に満ちた両手のしぐさで、天に太陽と月を示し、分けている。一つの画面の中に、異なる日の創造の働きが続けて表されている。

技法・様式

ヴァティカン美術館によれば、ミケランジェロは、創世記の9つの場面を力強く描いた建築の枠組みの中に置き、その脇には、列王記から取った言葉を記したメダイヨンを支える裸体像を配した。建築の土台には、壮大な玉座に座る12人の預言者と巫女が並び、その下にはキリストの祖先が描かれる。天井の四隅の三角形の部分には、イスラエルの民の奇跡的な救いの場面が描かれている。本作は、ミケランジェロが1510年8月までに仕上げた入口側の前半ではなく、祭壇に近い後半の部分にある。

来歴

ヴァティカン美術館によれば、教皇ユリウス2世(在位1503〜1513年)が天井の装飾を一新すると決めたのは、在位の初めから礼拝堂を襲った構造上の深刻な問題のためだったと考えられる。1504年5月に天井に長い亀裂が入り、宮殿の建築家ブラマンテが補強を施したが、もとの天井画の傷みは大きかった。1508年5月8日、ミケランジェロは、穹隅に12使徒を描き、残りを装飾模様とする契約を結んだ。しかし本人がこれを「貧しいもの」と考えたため、教皇は新たな注文を与え、計画の全体を画家に委ねた。ミケランジェロは、入口の壁から《エヴァの創造》までの前半を1510年8月に仕上げ、天井画は1512年10月31日までに完成した。教皇は翌11月1日の諸聖人の祝日に、礼拝堂で荘厳なミサを捧げた。礼拝堂のフレスコ画は、1979年から1999年に全面的に修復された。

意義

館によれば、9つの場面は、天地の創造から人間の堕落、洪水、そしてノアの家族による人類の再生までを描く。本作を含む最初の3場面は、宇宙の創造主としての神を主役とし、続く《アダムの創造》と《エヴァの創造》、楽園追放へと物語をつなぐ。礼拝堂は、教皇を選ぶコンクラーヴェが開かれる場でもある。