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グラント・ウッドの肖像

《自画像》1932〜1941年、フィッジ美術館

Wikimedia Commons / フィッジ美術館 / Public domain
生没年
1891–1942年
国籍
アメリカ合衆国
様式
リージョナリズム
本DB収録 1 点

グラント・ウッド

Grant Wood

1891年にアメリカ・アイオワ州の農場に生まれ、1942年に同州で没した画家。故郷の農村と人々を輪郭のくっきりした写実で描き、《アメリカン・ゴシック》でリージョナリズムの旗手となった。

略歴BIOGRAPHY

生涯

1891年2月13日、アイオワ州アナモサ近郊の農場に生まれた。1901年に父を亡くし、一家は州内の都市シーダーラピッズへ移る。高校を出てミネアポリスのデザイン学校で学び、1913年にはシカゴ美術館附属美術学校に通った。シーダーラピッズで美術教師や金工の仕事をしながら、1920年から1928年にかけて4度ヨーロッパを訪れ、パリのアカデミー・ジュリアンにも学んだ。1924年から1935年まで市内のアトリエ「ターナー小路5番地」で制作し、1930年に《アメリカン・ゴシック》を描いた。1932年にアイオワ州ストーン・シティで芸術家村を始め、1934年に州の公共美術事業の責任者を務めたのち、アイオワ大学の准教授となった。1942年2月12日、アイオワシティで没した。

様式の変遷

初めは印象派風の筆づかいで描いていたが、1928年、シーダーラピッズの退役軍人記念館のステンドグラスを制作するためにミュンヘンに滞在し、北方ルネサンスの絵画の様式化された形と明快な描写に強い影響を受けた。以後、滑らかで輪郭のはっきりした画面に、アイオワの人々や畑の風景を描くようになる。

代表作

母をモデルにした《植物を持つ女》(1929年、シーダーラピッズ美術館)、《アメリカン・ゴシック》(1930年、シカゴ美術館)、《ポール・リヴィアの真夜中の騎行》(1931年、メトロポリタン美術館)、《革命の娘たち》(1932年、シンシナティ美術館)、《パーソン・ウィームズの寓話》(1939年、エーモン・カーター美術館)など。

影響

トマス・ハート・ベントン、ジョン・スチュアート・カリーとともにリージョナリズムの代表者とされ、その代弁者ともなった。《アメリカン・ゴシック》は没後も数多くのパロディーを生み、アメリカを象徴する図像として生き続けている。

代表作MAJOR WORKS

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