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ウィリアム・ブレイクの肖像

トマス・フィリップス《ウィリアム・ブレイクの肖像》1807年

Wikimedia Commons / ロンドン・ナショナル・ポートレート・ギャラリー / Public domain
生没年
1757–1827年
国籍
イギリス
本DB収録 1 点

ウィリアム・ブレイク

William Blake

詩と絵を同じ版面に刷り込む方法を自ら考案し、独自の神話を築いたイギリスの詩人・画家。生前はほとんど知られず、評価は没後に訪れた。

略歴BIOGRAPHY

生涯

1757年11月28日、ロンドンのソーホーに靴下商の子として生まれた。1772年、彫版師ジェイムズ・バザイアのもとに徒弟として入り、ウェストミンスター寺院の中世の墓碑を写す仕事を通じてゴシックの形を身につける。1779年にロイヤル・アカデミー付属美術学校へ進み、1782年にキャサリン・バウチャーと結婚した。1787年ごろ、銅版に絵と文字をそのまま起こして刷るレリーフ・エッチングの方法を考案する。1800年から1803年まではイングランド南岸のフェルパムに住んだ。1827年8月12日、ロンドンで没し、バンヒル・フィールズに葬られている。

様式

人体はミケランジェロに学んだ量感を持ちながら、輪郭線で明快に区切られ、遠近法や陰影による奥行きはほとんど用いられない。色は手彩色で一枚ごとに変えられ、同じ版から刷られた図でも印象が大きく異なる。油彩をほとんど使わず、水彩とテンペラ、そして版画を主な手段とした。

代表作

詩画集『無垢の歌』(1789年)と『無垢と経験の歌』(1794年)のほか、いわゆるランベス期の預言書『アメリカ ひとつの預言』(1793年)、『ヨーロッパ ひとつの預言』(1794年)、『ユリゼンの書』(1794年)がある。その『ヨーロッパ』の口絵が《日の老いたる者》(大英博物館ほか)である。晩年には『ヨブ記』の銅版連作(1826年)とダンテ『神曲』の挿絵に取り組んだ。

影響

生前は一部の支援者を除いてほとんど顧みられなかった。19世紀後半にアレグザンダー・ギルクリストの伝記とラファエル前派の関心をきっかけに再発見され、20世紀には詩と美術の双方で読み直された。日本には1894年に紹介され、大正期から本格的な研究が始まっている。

代表作MAJOR WORKS

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