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アンナ・ビリンスカの肖像

アンナ・ビリンスカの肖像写真

Wikimedia Commons / Public domain
生没年
1854–1893年
国籍
ポーランド
様式
写実主義
本DB収録 1 点

アンナ・ビリンスカ

Anna Bilińska-Bohdanowicz

1854年に現在のウクライナのズウォトポルで生まれ、1893年にワルシャワで没したポーランドの画家。パリのアカデミー・ジュリアンで学び、写実的な肖像画とパステル画で国際的な評価を得た。

略歴BIOGRAPHY

生涯

女性芸術家の研究機関 AWARE に寄せたワルシャワ国立美術館の学芸員レナタ・ヒゲルスベルゲルの解説によれば、ポーランド東部のズウォトポル(現在のウクライナ)に医師の娘として生まれた。1867年に一家はロシアのヴャトカに移り、そこで流刑中の素描家ミハウ・エルヴィロ・アンドリオッリに最初の手ほどきを受けた。1877年からワルシャワでヴォイチェフ・ゲルソンの女性のための教室に学ぶ。1882年にミュンヘン、ウィーン、ヴェネツィアを旅したのちパリへ移り、1890年まで私立のアカデミー・ジュリアンでロドルフ・ジュリアンとトニ・ロベール=フルーリに学んだ。1884年から没年までパリのサロンに出品し(1886年を除く)、1887年に自画像で3等メダル、1889年の万国博覧会で銀メダルを受けた。画家はアントニ・ボフダノヴィチと結婚し、夫はのちに最初の伝記を著した。1892年の自画像は持病の心臓病が再発して未完に終わり、1893年、ワルシャワで39歳で急逝した。ポーランドに女性のための絵画学校を開く計画は果たせなかった。

様式

同じ解説によれば、入念に構成した写実的な肖像画や風俗画、静物画を油彩とパステルで描き、水彩や木炭にも長けた。ノルマンディーやブルターニュでは、光に満ちた小さな色彩の下絵を現地で描いている。ワルシャワ国立美術館の2021年の回顧展は、彼女を肖像画の名手、パステルの名手として紹介し、1888年以降はパステルが制作の中心になったとした。

代表作

《黒人女性》(1884年、ワルシャワ国立美術館)、サロンでメダルを得た《自画像》(1887年、クラクフ国立美術館)、彫刻家ジョージ・グレイ・バーナードの肖像(1890年)、未完の《自画像》(1892年、ワルシャワ国立美術館)がある。

影響

ポーランドの歴史ポータル dzieje.pl が伝える2021年の回顧展の報道は、19世紀のポーランドで最も重要な女性画家の一人で、国際的な名声を得た最初のポーランドの女性画家とする。

代表作MAJOR WORKS

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