バウタ石
Bautastein
北欧の先史時代に立てられた、粗く削った記念の立石。ノルウェー語でバウタステインという。ノルウェーの百科事典『ストーレ・ノルスケ・レクシコン』によれば、碑文を持たないのが特徴で、ノルウェー、スウェーデン、ボーンホルム島に多い。墓の塚の上やそばに立つものもあるが、平地に一本で、あるいは群れをなして立つものも多い。年代のわかるノルウェーのものは初期鉄器時代にさかのぼる。19世紀のナショナル・ロマンティシズムの時代には、何人もの画家がこれを画題にした。ダールの《ソグネフィヨルドの冬》がその例である。