
《ターバンの自画像》(1698年頃、ペルピニャン、イアサント・リゴー美術館)
Wikimedia Commons / Public domain- 生没年
- 1659–1743年
- 国籍
- フランス
- 様式
- 古典主義
本DB収録 1 点
イアサント・リゴー
Hyacinthe Rigaud
1659年にペルピニャンで生まれ、1743年にパリで没したフランスの肖像画家。ルイ14世の宮廷で活躍し、1701年の国王の肖像で、柱と緞帳、厳かなポーズによる儀礼肖像の型を打ち立てた。
略歴BIOGRAPHY
生涯
ヴェルサイユ宮殿の人物解説と展覧会の頁によれば、ペルピニャンに生まれ、南フランスで学んだのち、1681年にパリへ出た。シャルル・ル・ブランの勧めで肖像画に専念し、1688年に王弟オルレアン公の肖像を描いて宮廷に知られる。1694年には甲冑姿のルイ14世を納め、1700年に歴史画家として王立絵画彫刻アカデミーに迎えられた。1701年の《ルイ14世の肖像》で当代随一の肖像画家となり、晩年にはアカデミーの院長を務めた。1743年12月29日、パリのルイ=ル=グラン通りの邸宅で没した。
様式
同宮殿によれば、背景の柱と風景、きらめく布、厳かなポーズ、強い色という儀礼肖像の決まりごとをつくり、ヨーロッパの王や王妃は19世紀までこの型で肖像を描かせた。生涯に400点近くを描き、注文が殺到したため、一部を協力者に任せることもあった。母マリー・セールの二重肖像(ルーヴル美術館)のような親密な作もあり、手や布の習作にも細やかな技が表れている。ヴァン・ダイクやフィリップ・ド・シャンパーニュの影響を受けた。
代表作
《ルイ14世の肖像》(1701年、ルーヴル美術館)、《スペイン王フェリペ5世》(1700年、ヴェルサイユ宮殿)、母を描いた二重肖像、1730年のルイ15世の肖像が知られる。
影響
同宮殿は、リゴーをヨーロッパの宮廷の公式肖像の基準を3世紀にわたって定めた画家としている。2020年から翌年には、ヴェルサイユ宮殿で初めての大規模な回顧展が開かれた。
代表作MAJOR WORKS
広告