NO PORTRAIT
- 生没年
- 706–783年
- 国籍
- 中国(唐)
本DB収録 1 点
韓幹
Han Gan
8世紀の唐の画家。玄宗の宮廷で皇帝の名馬を描き、馬の姿だけでなく、その気性まで写しとる画家として後世に名を残した。
略歴BIOGRAPHY
生涯
メトロポリタン美術館が1992年に刊行した、同館の学芸員方聞(ウェン・フォン)の著書『Beyond Representation』によれば、大梁(いまの河南省開封)の身分の低い家の出身である。唐の都長安の酒場で働いていたところを、官僚で詩人、画家でもあった王維に見いだされ、その後押しで宮廷画家となった。宮中では馬を専門に描いた。同館によれば、742年から756年ごろに活動した。9世紀の美術史家張彦遠は、名馬を好んだ玄宗が、韓幹に厩の名馬をすべて描かせたと記している。
様式
同館によれば、韓幹は馬の姿だけでなく、その精神までとらえる画家として知られた。方聞によれば、張彦遠は、それまでの馬の絵を「鬼のような首、竜のような体で、矢や稲妻のように速いが、本物の馬の形ではない」と評し、韓幹の馬をそれらと区別した。韓幹は自然をよく観察し、前の時代から受け継いだ線の型を生かしながら、立体として一つにまとまった馬の姿を描き出したという。
代表作
《照夜白図》(750年頃、メトロポリタン美術館)が、韓幹の作とされる作品の中で最も名高い。
影響
張彦遠は、玄宗の命で名馬を描いて以来、韓幹は古今の馬の画家の第一人者になったと述べた。所蔵館によれば、《照夜白図》に1000年以上にわたって加えられた印と書き込みは、作品が受け継がれてきた歴史と、後の世代への影響を生き生きと伝えている。
代表作MAJOR WORKS
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